快光院は、島原の乱直後、寛永十六年(1639)年に遠江浜松城主より島原城主となった高力摂津守忠房によって創建されました。祖父・高力清長の菩提所。山号は演暢山。寺号は廓善寺。

快光院の名の由来は、高力忠房の祖父である高力河内守清長の菩提のため、清長の戒名「快光院殿廓誉道鎮大居士」から院号をとり、快光院と名付けられました。

開山上人は、高力家血縁の秀誉実道上人です。