やるべきよ。やらないよりずっといいじゃない。
この言葉は、女優の八千草薫さん著の「あなただけの、咲き方で」（幻冬舎）に出てくる一文です。
八千草薫さんは家の庭にビオトープを造ろうか悩まれていたそうです。とても興味はあるものの、ビオトープを造るには時間がかかります。これからどのくらい生きるかわからないのに、今から始めても無駄になってしまうのではないかと思ったそうです。
そのことを友人に話したところ、その友人から言われた一言が「やるべきよ。やらないよりずっといいじゃない。」
そう強く後押しを受けたおかげもあり、ビオトープを造る決心がついた八千草薫さん。生きているうちに思い描いたものを造り上げることができるかわからないけれど、今現在（執筆当時）も造っている途中だが、すでに十分過ぎると言ってもいいほどの感動をもらったと書かれています。
その一段落の最後には ”たとえ最後までできなくても、その過程で得られる喜びを噛み締めながら、新しいことへの挑戦を楽しみたいと思っています”という言葉を残されています。
